こんにちは。
横浜市鶴見区にある「首の痛み専門」ナベイチ整骨院の渡部です。
突然ですが、これを読んでいただいているあなたは最近もの忘れなど増えてはいませんか?
現在の日本は軽度認知障害の方も含めると1000万人いると言われています。
これは将来的に深刻な問題になるので国も力を入れて問題解決に取り組んいます。
その中でも運動が認知症予防や改善にとても有効で様々なエビデンスがあります。
今回は、運動がどのように認知症予防に役立つかについてお話ししたいと思います。
認知症とは?
まず、認知症について簡単に説明しましょう。認知症は、記憶や思考能力、行動に影響を与える脳の病気です。アルツハイマー病が最も一般的なタイプですが、他にも多くの種類があります。認知症は徐々に進行し、最終的には日常生活に支障をきたすことになります。
運動が認知症予防に効果的な理由
1. 脳への血流を増加させる
運動は心拍数を上げ、脳への血流を増加させます。これにより、脳細胞に必要な酸素と栄養が供給され、脳の健康が維持されます。
2. 脳の可塑性を促進する
運動は脳の可塑性、つまり脳が新しい情報を学習し、記憶する能力を向上させます。これにより、脳は新しい神経経路を作り出し、認知機能を維持することができます。
3. ストレスと炎症を減少させる
運動はストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げ、炎症を抑える効果があります。慢性的なストレスと炎症は認知症のリスクを高めるため、これらを減少させることは予防に繋がります。
4. 社会的交流を促進する
グループで行う運動やスポーツは、社会的交流の機会を増やします。社会的つながりは認知症リスクを低減する要因の一つです。
おすすめの運動
認知症予防に効果的な運動は色々ありますが、以下のようなものがおすすめです。
有酸素運動:ウォーキング、ジョギング、水泳など。これらは心拍数を上げ、全身の血流を促進します。
筋力トレーニング:軽いウェイトリフティングやレジスタンスバンドを使用した運動。筋力を維持することで、全身の健康が保たれます。
バランス運動:ヨガや太極拳。これらはバランス能力を向上させ、転倒防止に役立ちます。
脳トレ運動:ダンスや新しいスポーツに挑戦することも効果的です。これらは脳を刺激し、新しい動きを学ぶことが脳の健康に良い影響を与えます。
運動は、身体だけでなく脳の健康にも大きな効果があります。定期的な運動習慣を持つことで、認知症のリスクを減らし、健康的な老後を過ごすことができます。ぜひ、今日から運動を始めてみてくださいね(*^▽^*)
ただ、いきなり運動をするとケガをしてしまうケースもありますので、運動を始める前に不安がある方は身体を良いコンディションにしてから行うこともおすすめです!